3回以上読んだ文庫本を紹介

3回以上読んで本棚に残した(売らなかった)上に、自炊して電子書籍化し、さらにもう1度電子データで読んだ文庫本を紹介します。

2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

デュ・モーリアーレベッカ

第139冊目は、デュ・モーリアのサスペンス小説「レベッカ」を紹介します。 レベッカ〈上〉 (新潮文庫) レベッカ〈下〉 (新潮文庫)上巻まではサスペンス、下巻の途中からミステリーになります。 前の本の表紙は赤と青でしたが、今の本の表紙の方が小説にあっ…

泉鏡花ー歌行燈・高野聖

第138冊目は、これも日本文学の名作、泉鏡花の「歌行燈・高野聖」を紹介します。 歌行燈・高野聖 (新潮文庫) この本は泉鏡花の中・短編集で、表題の2作の他に、「女客」「国貞えがく」「売色鴨南蛮」が収録されています。「高野聖」はおそらく一番有名な話で…

三島由紀夫ー金閣寺

第137冊目も、日本文学の名作、三島由紀夫の「金閣寺」を紹介します。 金閣寺 (新潮文庫)ちょっと表紙のイラストが変わって、燃え上がる感じになりましたね。私が購入したときは、白地にオレンジ色で大きく題名と著者名が書いてあるという形式でした。 さて…

川端康成ー雪国

第136冊目は、日本文学不朽の名作、川端康成の「雪国」を紹介します。 雪国 (新潮文庫 (か-1-1))大人になってから読んだ方がいいと思う作品です。でないと、なぜこれが名作なのかさっぱりわからないでしょう。主要なストーリーはあってないようなもの、です…