3回以上読んだ文庫本を紹介

3回以上読んで本棚に残した(売らなかった)上に、自炊して電子書籍化し、さらにもう1度電子データで読んだ文庫本を紹介します。

謎のギャラリーこわい部屋ー北村薫(編)

第134冊目は、北村薫によるアンソロジー「謎のギャラリーこわい部屋」を紹介します。

国内、国外を問わず、とっておきのこわい話を集めた短編集です。
乙一の「夏と花火と私の死体」や、南伸坊の「チャイナ・ファンタジー」を初めて読んだのはこの本です。

一番こわかったのは、ディーノ・プッツァーティの「待っていたのは」です。暑さと狂気で背筋が寒くなります。

暑い夏の夜に読むといいかもしれません。