3回以上読んだ文庫本を紹介

3回以上読んで本棚に残した(売らなかった)上に、自炊して電子書籍化し、さらにもう1度電子データで読んだ文庫本を紹介します。

デュ・モーリアーレベッカ

第139冊目は、デュ・モーリアのサスペンス小説「レベッカ」を紹介します。
レベッカ〈上〉 (新潮文庫)
レベッカ〈上〉 (新潮文庫)
レベッカ〈下〉 (新潮文庫)
レベッカ〈下〉 (新潮文庫)

上巻まではサスペンス、下巻の途中からミステリーになります。
前の本の表紙は赤と青でしたが、今の本の表紙の方が小説にあっていて、雰囲気が出ています。

内容は、結婚したばかりの幸せな若妻が主人公です。新婚旅行の後、お金持ちの夫の屋敷に行って暮らします。夫が出かけている間は、大きな屋敷の中を見て回ります。でも、その屋敷と使用人には前妻の影が色濃く残っていたのです・・・

上下巻にわかれていて結構長いので、最初に読んだときは途中でやめようかと思いました。前半が長いと感じられる方は、推理小説だと思って、とばしとばし後半までいき、それから読み返すといいかもしれません。