3回以上読んだ文庫本を紹介

3回以上読んで本棚に残した(売らなかった)上に、自炊して電子書籍化し、さらにもう1度電子データで読んだ文庫本を紹介します。

【特集記事】幸田文の文庫本

幸田文の文庫本18冊の紹介記事を書き終えたので、まとめました。

1.台所の音 一番のおすすめ短編集から紹介をはじめました。
2.流れる これも小説ですね。
3.北愁 いとこ同士を描いた小説。
4. 闘病サナトリウム小説。
5.番茶菓子 おすすめエッセイ。
6.包む 何をお包みいたしましょう。
7.ちぎれ雲 「じゃあおれはもう死んじゃうよ」
8.黒い裾 限りなくノンフィクションでどきっとする。
9.おとうと 青春のはかなさが夕暮れのよう。
10.草の花 キリスト系女学園もの。ラブレター。
11.猿のこしかけ 女はなにか一つ頼むとごたつくんだ。
12.みそっかす みそっかすは幸田文のあだ名の一つ。
13.駅・栗いくつ お手伝いさんは見た!いえいえ。
14.さざなみの日記 お見合いを断るのはビタミン注射のようよ。
15.回転どあ 東京と大阪と 単行本未収録エッセイ集。
16.季節のかたみ 父からの素晴らしいアドバイス
17.雀の手帖 女は箱をみるとウキウキする。
18.月の塵 似るとは哀しくも懐かしいこと。そしてぴりぴり痛い。

うーん、いろいろあったなー。初めて読んだとき、再読したとき、そしてまた読んだとき。読むたびに味わい深くいい本でした。

そして、装丁を並べたいためだけに作った本棚