赤瀬川源平ー東京ミキサー計画―ハイレッド・センター直接行動の記録
第41冊目は、現代の奇書、赤瀬川源平の「東京ミキサー計画」を紹介します。
さて、Amazonのリンクをみると、復刻された後、絶版になってしまったかのようで大変残念ですね。
赤瀬川源平の「東京ミキサー計画」は、間違いなく現代の奇書の一冊でしょう。副題がハイレッドセンターの行動記録となっていますが、このハイレッドセンター、著者を含めて3人の芸術家の頭の漢字を英語にした文字(高松次郎⇒高⇒High、赤瀬川原平⇒赤⇒Red、中西夏之⇒中⇒Center)で、HRCとも略されます。
さて、この前衛芸術家集団の芸術展示、いまならさしずめパフォーマンスアートとでもいうのでしょうが、かなり昔なのに、ふるっています。山手線の駅のホームで生卵を割ったかのようにフライパンの横にたたずみ、ドーランを塗った人が出てきて、卵のオブジェをなめるというようなパフォーマンス。
そして全身洗濯バサミの男。この頃はtwitterでRTを稼ぐというパフォーマンスは有り得なかったのですが、洗濯バサミはあった!
というわけで、びっくりしたいあなたにおすすめします。