3回以上読んだ文庫本を紹介

3回以上読んで本棚に残した(売らなかった)上に、自炊して電子書籍化し、さらにもう1度電子データで読んだ文庫本を紹介します。

岡嶋二人ーツァラトゥストラの翼

第36冊目は、自炊屋泣かせの本、岡嶋二人の「ツァラトゥストラの翼」を紹介します。

この本はゲームブックです。メモとペンを用意して謎に挑む必要があります。読み進めると選択肢が出てきて、「●●だと思うなら3へ、△△だと思うなら405へ」などと書いてあります。番号順に進んでうまくいけば事件解決、あなたは名探偵。うまくいかなければゲームオーバー。
要するに、シナリオゲームを本にしてあるんですよね。

さて、なぜこの本が自炊屋泣かせなのかというと、それは途中にある「読者への挑戦状」のためです。推理小説によくあった形式、どうしても謎が解けない人のために読んではならない袋とじのページがあるのです。私はずっとこの袋とじを切らずに保存してきましたが、自炊するためにやむを得ず袋とじ破っちゃいました。なので、ちょっと残念なのです。

ゲーム自体は、探偵推理もので、よくあるタイプのものです。私は何度もゲームオーバーになりましたが、根気よくやって、自力で正解に辿り着けました。あなたもぜひどうぞ。