電子書籍と紙の本:体験の違い(外観編)
電子書籍(私が読んでいるものは殆ど自炊したものなので、厳密にいうと電子書籍ではないような気がしますが)と紙の本とで、読書体験が結構違うなーとしみじみ実感するようになりました。
だから、そのことをもうちょっと掘り下げて、少しずつ書いていきたいと思っています。
外観 | 紙の本 | 電子書籍 |
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表紙 | 買う前は比重が大きいが、買った後は本棚に立てておくので殆どみません | アプリで再現される本棚ではこれが命。帯つきでスキャンして見つけやすくする工夫もしばしば |
背表紙 | 買った後はこれを頼りに本を探す | 消滅。売っている電子書籍では背表紙はなくなった。スキャンもしてはいるがPDFにわざわざつけてはいない |
裏表紙 | 買う前は判断用、買った後は本の内容をさっと把握するために一瞥 | 結構重要だと思う。どんな本だっけって把握するのに役立つ。しかし、これは滅びる運命のような。電子書籍には裏表紙の代わりにあらすじページができるかもしれない |
見返し | 紙の質感や色で本をイメージ | 電子書籍では消滅 |
しおり紐 | 色で本をイメージ。分厚い本だと2本あることもあった | 電子書籍では消滅。簡単にしおりが何枚もはさめるから機能向上と言えるのかも |
工夫ページ(穴あき、透明など) | 紙の本だけで成り立った工夫のページ。紙の特性を活かしていた | 電子書籍ではムービー挿入やクリックすると動く、選択できる、ズーム、といった別の工夫になるのだろう |
以上、外観について思うところをまとめました。次回は読書体験そのものについてまとめたいです。