3回以上読んだ文庫本を紹介

3回以上読んで本棚に残した(売らなかった)上に、自炊して電子書籍化し、さらにもう1度電子データで読んだ文庫本を紹介します。

本の自炊にかかる時間はどれくらい?

今日まででかれこれ300冊以上スキャンしたので、本の自炊にどれくらいかかったか平均値を出してみました。

1冊あたり15分強。感覚からいうと、割合かかっていませんねー

時間配分のところがポイントになります。
つまり、OCRもしている人は、最も時間がかかるのはOCRの工程だということです。私は途中からこれをやめましたので、時間にして半分くらい短くて済んでいるということです。

次に時間がかかっている工程は、本のページをスキャンする時間ですね。でも、1冊あたりにすると10分。意外と短いものですね。もちろんこれは平均なのでスキャンに20分かかった本もあれば、5分くらいの本もあるのですよ。

次は切断に時間がかかっていますね。1冊あたり3分。文庫本ならもっと短いかな。単行本だと分厚いカバーをカッターで切断して、本を2分割か3分割してから、裁断機にかけるという手順を踏んでいるので結構かかるということですね。でも、20〜30冊を大体1時間くらいで切断できちゃうので、私はあまりに苦にしていません。裁断機を買ったということも大きいかも。カッターや電子レンジでもできるという情報をみて、迷う人もいるかもしれないけど、私は裁断機をおすすめします。裁断機がないと、ここの時間が増えますよね。下手をすると、スキャンと同じくらいかかってしまうかも。実はスキャンはものすごく速いので・・・

さて、その次は1冊あたり2分かかっている表紙カバーのスキャンとトリミング。こればっかりは好き好きですね。私はこの表紙カバーのスキャン、ファイル名前つけ、トリミングの工程が一番面倒に感じています。それは、カバーを取り外してから真っ直ぐになるようにのばしたり、長尺スキャンのために3秒以上スキャンボタンを押し続けたりしないといけないという手順のせいだと思います。
こだわりがなければこの工程も省略してしまえば、自炊はとっても楽ですね、たぶん。

1冊あたり15分の自炊。思ったより1冊にかかる時間は少ないけれど、結局はまとめて20〜30冊ずつ処理していくことになるから、1日やって20〜25冊というところが無理ない範囲ではないでしょうか。

これから自炊していく方の参考になれば幸いです。