3回以上読んだ文庫本を紹介

3回以上読んで本棚に残した(売らなかった)上に、自炊して電子書籍化し、さらにもう1度電子データで読んだ文庫本を紹介します。

南伸坊ー仙人の壺

今週のお題「オススメのマンガ」
第49冊目は、南伸坊のちょっと変わった形式の小説「仙人の壺」を紹介します。

この本は、中国の怪談を集めて、マンガ+説明文にしてあります。
マンガは南伸坊さんらしい伸び伸びとした線で、古い中国の世界にとてもあっています。絵も楽しめるし、その後のちょっとした解説も楽しめるお得な本です。

中国の怪談は突然終わってしまい、放っぽり出されるものが多いとか。南伸坊さんはそんな怪談が好きで集めたというのです。放られた後、どうしよう、と思うと南伸坊さんの文章があって、なんとなく救われた気分になります。

落ちが摩訶不思議な感じになるのでネタバレはもったいないですよ。ぜひ本を読んでみてくださいね。