2012-02-21 幸田文ー番茶菓子 02エッセイ―日本 98索引―題名―は 99索引―著者名―か 第14冊目は幸田文に戻って、エッセイ集「番茶菓子」を紹介します。番茶菓子 (講談社文芸文庫―現代日本のエッセイ)posted at 2012.2.21幸田 文,勝又 浩講談社売り上げランキング: 196669Amazon.co.jp で詳細を見る装丁も美しい講談社文芸文庫。 「番茶菓子」は、○○の小品という章立てに分かれて、短いエッセイがつまっています。花、夏、きもの、・・・などなど。 この中で、強烈に記憶に残っているのが花の小品から、梅のエッセイです。不義を働いた人を追い詰めた刑事。その決め台詞が、 「奥さん。どこへ逃げたって、あなたのからだからは梅の花の匂いがするんですよ」 ちょっとどきっとし、印象に残ります。 ★関連記事 【特集記事】幸田文の文庫本18冊紹介まとめ