幸田文の文庫本で本棚をつくりました
幸田文の文庫本で本棚をつくりました!
なんでつくったかというと、講談社文芸文庫の装丁が美しくて、それをちょうど9個並べられる!という単純な理由。
講談社文芸文庫の装丁こぼれ話
あのね、4冊目の「草の花」まではかなり装丁に気合いが入っているんだよ。サブタイトルに「現代日本のエッセイ」がつけてあって、講談社文芸部が自分達の感性で選りすぐりのエッセイを並べたんだぞ!という気持ちも感じられて結構好きです。
だけど、5冊目からはちょっとぐだぐだっとなるんだね。8冊目からは他の本と装丁あまり変わんない。標準装丁だ。
実は、幸田文のエッセイが出だした頃、講談社文芸文庫くらいしかまともに読めるのがなくて、ちぎれ雲、番茶菓子、包む、あたりはかなり売れていた。書店に行くたびに在庫が補充されていたし、草の花もプッシュされていた。けれども、そんなに幸田文の本ばっかり買う人もいなくて、最近は2-3冊、大きな書店だと5冊くらいがいいところかな。
まあ、自分の好きな作家だったら全冊買うかもしれないけど、好きな作家でもなくて、ちょっと目に入っただけなら2-3冊がいいとこだよね。
※ せっかくつくったけど、このブログのサイドバーへの貼り方がわからない。残念・・・