3回以上読んだ文庫本を紹介

3回以上読んで本棚に残した(売らなかった)上に、自炊して電子書籍化し、さらにもう1度電子データで読んだ文庫本を紹介します。

福永令三ークレヨン王国いちご村

第109冊目は、ちょっと息抜きできる短編集「クレヨン王国いちご村」を紹介します。クレヨン王国 いちご村 (講談社青い鳥文庫 (20‐3))posted at 2012.7.2福永 令三,三木 由記子講談社売り上げランキング: 271691Amazon.co.jp で詳細を見るクレヨン王国シリー…

福永令三ークレヨン王国の白いなぎさ

第108冊目は、クレヨン王国シリーズ初期作品のうち、女の子主人公でおすすめの物語「クレヨン王国の白いなぎさ」を紹介します。クレヨン王国の白いなぎさ (講談社青い鳥文庫 (20‐5))posted at 2012.6.29福永 令三,三木 由記子講談社売り上げランキング: 3873…

福永令三ークレヨン王国のパトロール隊長

第107冊目は、クレヨン王国シリーズで一番大人のあなたにおすすめしたい、男の子主人公の物語「クレヨン王国のパトロール隊長」を紹介します。クレヨン王国のパトロール隊長 (講談社青い鳥文庫 (20‐4))posted at 2012.6.28福永 令三,三木 由記子講談社売り上…

福永令三ークレヨン王国の花ウサギ

第106冊目は、クレヨン王国シリーズ初期作品のうち、女の子主人公でおすすめの物語「クレヨン王国の花ウサギ」を紹介します。クレヨン王国の花ウサギ (講談社青い鳥文庫 (20‐2))posted at 2012.6.27福永 令三,三木 由記子講談社売り上げランキング: 43145Ama…

福永令三ークレヨン王国の十二か月

第105冊目は、福永令三の記念すべきシリーズ第一作「クレヨン王国の十二か月」を紹介します。クレヨン王国の十二か月 (講談社青い鳥文庫 20-1)posted at 2012.6.26福永 令三,三木 由記子講談社売り上げランキング: 229871Amazon.co.jp で詳細を見るこの本は…

【特集予告】クレヨン王国シリーズについて

スキャンしていくうちに、どうしても紹介したい本がシリーズでごそっと出てきたので、これから1冊ずつ紹介していきます。それは、福永令三のクレヨン王国シリーズと呼ばれる童話集です。 良作であり、累計500万部以上売れた実績がありながら、アニメになるま…

アンドレ・ブルトンーシュルレアリスム宣言・溶ける魚

第104冊目は、古典となった奇書、アンドレ・ブルトンの「シュルレアリスム宣言 溶ける魚」を紹介します。シュルレアリスム宣言・溶ける魚 (岩波文庫)posted at 2012.6.21アンドレ ブルトン,Andre Breton,巖谷 國士岩波書店売り上げランキング: 24408Amazon.c…

トゥーサンー浴室

第103冊目は、ジャン・フィリップ・トゥーサンの奇妙な小説「浴室」を紹介します。あまりの風変りさに新人作家であるにも関わらず、国内でもヒット、フランスでは映画化されるという注目ぶりでした。浴室 (集英社文庫)posted at 2012.6.19J・P・トゥーサン,…

チェーホフーたいくつな話・浮気な女

第102冊目は、チェーホフの短編小説「たいくつな話・浮気な女」を紹介します。たいくつな話・浮気な女 (講談社文芸文庫)posted at 2012.6.17アントン チェーホフ,木村 彰一講談社売り上げランキング: 174050Amazon.co.jp で詳細を見るこの本には、表題の「た…

スタンダールー赤と黒(下)

第101冊目は、昨日の上巻に引き続いてスタンダールの「赤と黒」の下巻を紹介します。赤と黒 (下) (新潮文庫)posted at 2012.6.15スタンダール,小林 正新潮社売り上げランキング: 100966Amazon.co.jp で詳細を見るさて、下巻では、主人公のジュリヤンがいよい…

スタンダールー赤と黒(上)

第100冊目は、スタンダールの恋愛小説「赤と黒」の上巻を紹介します。赤と黒 (上) (新潮文庫)posted at 2012.6.14スタンダール,小林 正新潮社売り上げランキング: 87317Amazon.co.jp で詳細を見る一言で言うと恋愛小説なのですが、貴族と百姓との生活描写、…

佐藤忠男ー見ることと見られること

第99冊目は、佐藤忠男の評論「見ることと見られること」を紹介します。見ることと見られること (岩波現代文庫)posted at 2012.6.13佐藤 忠男岩波書店売り上げランキング: 711214Amazon.co.jp で詳細を見るルース・ベネディクトが「菊と刀」で書いたような以…

ジャン・コクトーー怖るべき子供たち

第98冊目は、ジャン・コクトーの「怖るべき子供たち」を紹介します。怖るべき子供たち (角川文庫 (コ2-1))posted at 2012.6.12ジャン・コクトー,東郷 青児角川書店売り上げランキング: 521445Amazon.co.jp で詳細を見る若い頃、夢中で読んだ本です。話の急展…

スキャンに困るシリーズ本をまとめて紹介

透明ページに続いて、スキャンするのにやっかいな本がまた出ました。 せっかくなのでまとめて紹介します。番外編ということで。スキャンに困るシリーズ1:透明ページ 四国はどこまで入れ換え可能か (新潮文庫)posted at 2012.6.12佐藤 雅彦新潮社売り上げラ…

ゲーテー若きウェルテルの悩み

第97冊目は、ゲーテの有名作品「若きウェルテルの悩み」を紹介します。若きウェルテルの悩み (新潮文庫)posted at 2012.6.11ゲーテ,高橋 義孝新潮社売り上げランキング: 16882Amazon.co.jp で詳細を見る悩みといえば、いろいろありますが、本作で描かれるの…

赤瀬川原平ー赤瀬川原平の名画読本

第96冊目は、エッセイと評論の中間かな?「赤瀬川原平の名画読本」を紹介します。赤瀬川原平の名画読本―鑑賞のポイントはどこか (知恵の森文庫)posted at 2012.6.10赤瀬川 原平光文社売り上げランキング: 231343Amazon.co.jp で詳細を見るこの文庫本は名画の…

はたと気づいたサイン本

サイン本どうしていますか?私はサイン本もスキャンしています。サインしてくださった方々、ごめんなさい。スキャンしちゃいました。サイン本も含めて2冊以上持っていた場合は、サインがない方の本をスキャンしています。で、気づいたのです。 電子書籍を購…

単行本の表紙に対談写真を印刷しないでーー

そのまんまです。なんと単行本のカバースキャンを終えて、解体にかかったら、カバーを外した先に対談写真が・・・こういう写真はカラー口絵にでもしてもらいたかったです。 そもそも、カバーを外して本棚に入れる人は少数派だろうから、ひょっとすると一生カ…

内田樹ー疲れすぎて眠れぬ夜のために

第95冊目は、内田樹のエッセイ「疲れすぎて眠れぬ夜のために」を紹介します。こんな深夜には、この本を紹介するのもいいだろうと思ってタイトルで選びました。疲れすぎて眠れぬ夜のために (角川文庫)posted at 2012.6.10内田 樹角川書店売り上げランキング: …

カミュー異邦人

第94冊目は、カミュの有名な小説「異邦人」を紹介します。異邦人 (新潮文庫)posted at 2012.6.8カミュ,Albert Camus,窪田 啓作新潮社売り上げランキング: 3250Amazon.co.jp で詳細を見るこの小説がどう有名かといいますと、まずは書き出しのところ。 「きょ…

福原麟太郎(訳)ーイングランド童話集スコットランド童話集アイルランド童話集

第93冊目は、童話集「イングランド童話集 スコットランド童話集 アイルランド童話集」を紹介します。イングランド童話集スコットランド童話集/アイルランド童話集 (フレア文庫 (3))posted at 2012.6.7福原 麟太郎フレア売り上げランキング: 891576Amazon.co.…

田村隆一ー腐敗性物質

第92冊目は、田村隆一の詩集「腐敗性物質」を紹介します。腐敗性物質 (講談社文芸文庫)posted at 2012.6.5田村 隆一,平出 隆講談社売り上げランキング: 36622Amazon.co.jp で詳細を見る処女詩集「四千の日と夜」が完全収録されていますが、形式が変わってい…

町田康ー夫婦茶碗

第91冊目は、町田康の小説「夫婦茶碗」を紹介します。夫婦茶碗 (新潮文庫)posted at 2012.6.3町田 康新潮社売り上げランキング: 55488Amazon.co.jp で詳細を見る中編小説になるのかな?この本には、表題の「夫婦茶碗」と「人間の屑」の2編が入っています。一…

小林信彦ー紳士同盟ふたたび

第90冊目は、小林信彦のコン・ゲーム小説「紳士同盟ふたたび」を紹介します。タイトルからわかるように以前に紹介した「紳士同盟」の続編です。紳士同盟ふたたび (扶桑社文庫 (こ13-2))posted at 2012.6.3小林 信彦扶桑社売り上げランキング: 527881Amazon.c…

安岡章太郎ーガラスの靴・悪い仲間

第89冊目は、安岡章太郎の小説「ガラスの靴・悪い仲間」を紹介します。偶然ですが、安岡章太郎の誕生日は今日5月30日です。ガラスの靴・悪い仲間 (講談社文芸文庫)posted at 2012.5.30安岡 章太郎,加藤 典洋講談社売り上げランキング: 228090Amazon.co.jp で…

安部公房ーR62号の発明・鉛の卵

第88冊目は、安部公房の短編集「R62号の発明・鉛の卵」を紹介します。R62号の発明・鉛の卵 (新潮文庫)posted at 2012.5.29安部 公房新潮社売り上げランキング: 92739Amazon.co.jp で詳細を見る全部で12編の短編が入っているのですが、中でも読んで欲しいのは…

筒井康隆(編)ー異形の白昼

第87冊目は、筒井康隆のアンソロジー恐怖小説集「異形の白昼」を紹介します。異形の白昼 (集英社文庫)posted at 2012.5.28筒井 康隆集英社売り上げランキング: 97079Amazon.co.jp で詳細を見る既に絶版みたいですね。。。 このアンソロジーですが、「現代恐…

安部公房ー箱男

第86冊目は、安部公房の奇妙な小説「箱男」を紹介します。箱男 (新潮文庫)posted at 2012.5.25安部 公房新潮社売り上げランキング: 21991Amazon.co.jp で詳細を見る安部公房といえば、この「箱男」か「砂の女」が代表作として挙げられます。それくらい有名な…

ラルフ・レイトンーファインマンさん最後の冒険

第85冊目は、ファインマンさん特集の最後を飾る一冊、ラルフ・レイトンの「ファインマンさん最後の冒険」を紹介します。ファインマンさん最後の冒険 (岩波現代文庫)posted at 2012.5.24ラルフ レイトン,Ralph Leighton,大貫 昌子岩波書店売り上げランキング:…

ファインマンーご冗談でしょう、ファインマンさん(下)

第84冊目は、昨日に引き続き、ファインマンの面白エッセイ「ご冗談でしょう、ファインマンさん」の下巻を紹介します。 上巻の紹介はこちらご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)posted at 2012.5.23リチャード P. ファインマン,Richard P. …